~2013年のコンサート~
○土肥敬室内楽シリ-ズNo.11in日立
2013年1月25日(金曜日) 18:40ごろ開演(プレコンサート18:10)
シビックセンター地下第二音楽室
【プレコンサート】
18:10(開場17:50)吉田愛(チェロ)
・バッハ:無伴奏チェロ組曲3番ハ長調BWV.1009プレリュード
・サン=サーンス:協奏曲イ短調1楽章プログラム
18:40頃から
・バッハ:無伴奏チェロ組曲2番二短調BWV.1008
・バッハ:ソナタ3番ト短調BWV.1027
・シューマン:アダージョとアレグロ作品70
・シューマン:ピアノ三重奏ニ短調作品63
チェロ:土肥敬、ピアノ:和田仁、ヴァイオリン:奥村智洋
当日2200円(前売り2000円)
※プレコンサートだけ聞かれます方は無料ですので受付で
おっしゃってください
○第20回ニューイヤーコンサートに賛助出演
2013年1月27日(日曜日)14:00開演
南足柄文化会館
○子供芸術祭にて日立ジュニア弦楽合奏団を指揮
2013年3月2日(土曜日)
日立シビックセンター
○(財)青山財団助成公演 土肥敬チェロリサイタル
2013年3月20日(水曜日・祝日) 18:00開演(17:30開場)
青山音楽記念館(バロックザール)
・バッハ:無伴奏チェロ組曲2番 二短調BWV.1008
・バッハ:ソナタト短調 BWV.1027
・シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70
・シューマン:ピアノトリオ1番 ニ短調 作品63
ピアノ:和田仁 ヴァイオリン:奥村智洋
当日4000円(前売り3500円)
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・バッハ:無伴奏チェロ組曲2番 二短調 BWV.
1008
(プレリュード・アルマンド・クーラント・サラバンド・メヌエットⅠⅡ・ジーグ)
シューマンの言葉からの引用「多くの精神はまず制限を感じた時に初めて 自由に動きだす」シューマンの言葉でありながら、勿論、ほとんど全ての 時代の芸術に当てはまる言葉だと思います。
バッハを弾く時、役柄をこなしたいと思うことはありません。 自分の出来るだけ底、内にある何かを表現に持ってきたいと思いますが、 その何かを設定する、言い換えれば、弾きだす前の、自分の心理状態は、 もしかしたら、作曲家が、曲を書きだす時のそれに似ているのかもしれないと思ったりします。つまり、上の言葉です。
・バッハ:ソナタ ト短調 BWV. 1027
(ヴィヴァーチ・アダージョ・アレグロ)
バッハのソナタに関しては、ずっと迷いがあります。やはり、ガンバと チェンバロで弾くのが正しいのではないかという考えがあります。
そう思いながら、モダンチェロとピアノで弾いても、何か本質的なものに 近づけるのではないかと模索しています。チェロの巨匠が鍵盤パートを 伴奏のように弾かせている演奏は沢山あります。このソナタは基本的には 三声(弦、鍵盤右手、鍵盤左手)ですから、伴奏のように鍵盤を位置づけるのは、時代(古典)が違ってきます。それでも、巨匠が弾くと素晴らしいので 感動します。しかし、その解釈では弾きたくないと思います。
・シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70
自分の好きな曲です。若い時から何回か弾いています。年と共にオイゼビウス的な、すなわち、瞑想・思索的な面を、強調したくなっています。
・シューマン:ピアノトリオ1番 ニ短調 作品63
Mit Energic und Leidenschaft 活力と悩み
Lebhaft,doch nicht zu rasch 活き活きと、しかし、急がず
Langsam,mit inniger Empfindung ゆっくり、内面的に
Mit Feuer 燃え上がるがごとく
ヴァイオリンの奥村君が、53回日本音コン本選で弓が壊れ、急遽、他の方の弓で、圧倒的優勝に輝いたことは伝説になっています。ジュリアード留学、アメリカでのコンクール優勝、内外の多数のオケとソリストとして競演した経歴の持ち主です。
我々(和田君と私)は彼に敬意は評しながら、音楽的な表現を長年追求してきた自負もあります。リハーサル初期は不和もありましたが、徐々に合ってきました。
アンサンブルは本当に不思議な世界だと思います。それぞれの演奏家の音楽に対する愛がぶつかり合うという意味において、友情関係より恋愛関係に似ている気がします。
壊れやすく、奇跡的な関係に思われます。
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○日下さち子先生門下生アンサンブル発表会に賛助出演
2013年3月31日(日曜日) 14:00開演(13:30開場)
宇都宮市立南図書館サザンクロスホール
無料
○第23回 ムジーク・ブルーメンクランツ コンサートに賛助出演
2013年4月3日(水曜日) 19:00開演
金沢市アートホール
1500円(全席自由)
○土肥敬室内楽シリーズNo.61
2013年4月13日(土曜日) 14:00開演(13:30開場)
秋篠音楽堂:近鉄大和西大寺北口歩5分 ならファミリー6階
(0742-35-7070)
・ショーソン:ピアノ四重奏曲イ長調作品30
・フォーレ:ピアノ四重奏曲2番ト短調作品45
・モーツァルト:ピアノ四重奏曲2番変ホ長調KV.493
ピアノ:松村尚子、崎山典代、上田賀代子、
ヴァイオリン:梅沢和人
ヴィオラ:中島悦子
チェロ:土肥敬
2500円、1000円 高校生以下(未就学児不可) シニア(70歳以上)
○あるて室内管弦楽団助成公演 土肥敬チェロリサイタル
2013年5月17日(金曜日) 19:00開演(18:30開場)
ルーテル市ヶ谷センター
・バッハ:無伴奏チェロ組曲2番二短調BWV.1008
・バッハ:ソナタ3番ト短調BWV.1027
・シューマン:アダージョとアレグロ作品70
・シューマン:ピアノ三重奏ニ短調作品63
ピアノ:和田仁 ヴァイオリン:奥村智洋
当日4000円(前売り3500円)
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過日、一人飲みをした際に書きましたものをプログラムとは言えませんが
お読み頂けますでしょうか。
リサイタルの前はいろいろ考え込みます。自分は何の為に音楽をやっているのか? 何故リサイタルをするのか?何を訴えたいのか?何を共有したいのか?
今回はバッハとシューマンのプログラムですが、矛盾しています。今の自分は、バッハで抑制するとシューマンで自由になれません。シューマンはバッハを敬愛していた事実があっても、そのことでバッハとシューマンを結びつけて演奏することは難しいです。
そもそも、バッハはコンサートで弾くべき作曲家なのだろうか?もしかしたら、あいまいな言い方だけど、半分は、ノーかもしれません。では、私は何をコンサートにいらした方と共有しようとしているのか?しかし、バッハが一番弾きたい!弾けないだけに、弾きたいと思う! 理解されることの最も困難な内面を敢えてどのような形で演奏したらいいのだろうか?ずっと、そのことに悩まされ続けている感じがします。そもそも、演奏することとは何か?非社会的な 演奏家が社会的に何らかの接点を持とうとする機会。このことは命題時な問題であるように 思います。何故このような事を、今、書いているのか。酔うと、演奏すること自体が自分にとり不可欠であり、矛盾しているけども、同時に大変不向きに思えてくるからです。
5,6年前に耳を患ってから(聴覚は大変いいのですが、雑音が生じます)自分の世界は変わったのかもしれません。ゴムの練習用弱音器に耳栓をした状態での練習時間が9割を占める自分にとり、その閉ざされた世界から、リサイタルの開かれた世界に至るまでの、物理的、精神的ギャップはかなり、すごいのです。だけど、リサイタルを止めることは出来ない。57年生きてきて、リサイタルほど、年とともに、集中的にストレスがかかるのに、やりたいことはないからです。遅かれ早かれ死はくる。友人の自殺で、かなり死は近くなりました。去年7月16日に約40年弱ぶりに再会した同期生が1ヶ月後に多分自殺して亡くなりました。死の前日までメールをしていました。その一週間後のコンサートで今日弾くシューマンのトリオを弾きました。
曲の解説を書くか書かないか、いつも、迷います。自分の考え、イメージを押し付けたくもあり、押し付けたく無くもあり…だけど、この文章は、もしかしたら強烈に押し付けているのかもしれません。僕は何をしようとしているのか?何百年も前のヨーロッパの文化をつかって。(傲慢な言い方でした。すみません。)こうして悩んだところで結論のでる問題でなくても、
少なくとも悩み続ける力があれば、活動を継続出来るかもしれません。余裕があるようで、いつも、追い詰められている感じがあります。だけど、音楽があって良かった!考え続けることは結局好きだから。
本日は本当に有難うございます。お金を支払ってまでいらして頂けますことに、心より感謝すると共に、少なくとも追求する能力を多少与えられた人間として今後努力する限りリサイタルを続けていくようにいたします。それが、失せた時には、止めます。
まとまらない文章で大変すみません。読んで頂き、大変有難うございます。
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○あるて室内管弦楽団群馬公演
2013年5月25日(土曜日)18:30(18:00開場)
2013年5月26日(日曜日)14:30(14:00開場)
長昌寺
・ヴィヴァルディ:調和の霊感
・第10番 4つのヴァイオリンとチェロの為の協奏曲 ロ短調
・第2番 2つのヴァイオリンとチェロの為の協奏曲 ト短調
・第8番 2つのヴァイオリンとチェロの為の協奏曲 イ短調
・第6番 ヴァイオリン協奏曲 イ短調
・バッハ:オーボエ協奏曲 へ長調 BWV..1053
入場料:2000円
お問い合わせ:0277ー76ー3636
○アンサンブル・“ミュー"コンサートチクレスNr.38
2013年6月28日(金曜日) 19:00開演(18:30開場)
東京オペラシティリサイタルホール
・タニェイエフ:弦楽トリオ二長調
・F・クロンマー:クラリネット、ヴァイオリン、2本のビオラ、
チェロのための五重奏曲 BーDur作品95
・クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.95他
当日4000円(前売り3800円)
○土肥敬門下生発表会
2013年9月22日(日曜日) 14:10開演
日立シビックセンター地下第2音楽室
無料
○ミュー サロンコンサート
2013年9月29日(日曜日) 14:00開演
KMアーツ(大田区矢口1-11-1 第2竹大ビル2F)
・ベートーヴェン ピアノ三重奏曲変ロ長調Op11
・バルトーク 村の夜
・バルトーク スロバキア地方のダンス
・モンティ チャルダッシュ
・モーツアルト ピアノ三重奏曲ケーゲルシュタットkv498
クラリネット: 本間高
ピアノ: 村田真理 田中伯子
ヴィオラ: 杉山さゆり
チェロ: 土肥敬
入場料:2000円(ドリンク付き)
○「芸術の秋!動物園の音楽会♪」
2013年10月6日(日曜日) 12:00、13:00開演
かみね動物園 カバさん広場
演奏:ひたちジュニア弦楽合奏団
指揮:土肥敬
入場料:無料(かみね動物園の入園料は別途お支払い下さい)
お問い合わせ:日立シビックセンター 0294-24-7755
○東海林也令子先生門下生の「アンサンブルのよろこびコンサート」に賛助出演
2013年10月14日(月曜日・祝日)
金沢市アートホール
無料
○「Piano Recital 10」にアンサンブルで賛助出演
2013年11月4日(月曜日・振替休日)
○第16回ゆめコンサート
2013年11月16日(土曜日) 12:30開演
かつしかシンフォニーヒルズ(モーツァルトホール)
<第一部>
保田しおさい学校、修徳高等学校、他6校による踊り、合奏、民謡、吹奏楽
<第二部>
チェンバーアンサンブル”ミュー”
・ベートーベン:ピアノトリオ ロ長調 作品11「街の歌」
・モーツァルト:ケーゲルシュタットトリオ
ピアノ:田中伯子
クラリネット:本間高
ヴィオラ:杉山さゆり
チェロ:土肥敬
お問い合わせ:ゆめコンサート実行委員会事務局
(03-5668-5661、月曜〜金曜 10時〜16時、担当 高野)
○Brhams180 ブラームス生誕180年記念コンサートVo.2
2013年11月16日(土曜日) 19:00開演(18:30開場)
目黒区中小企業センター小ホール(目黒区目黒2-4-36, 03-3711-1135)
※本公演は、演奏者都合により中止となりました。
誠に恐れ入りますが、ご了承下さい。
○あるて室内楽協会群馬公演 ○あるて室内楽協会例会
2013年11月17日(日) 2013年11月21日(木)
14:00開演 19:00開演
群馬県みどり市長昌寺 ムジカーザ(代々木上原)
・M・ハイドン:ディヴェルティメント変ホ長調
・モーツァルト:ピアノ四重奏曲1番ト短調 K.478
・シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D667「鱒」
ピアノ:村田真理 田中伯子
ヴァイオリン:平岡陽子 ヴィオラ:加藤由貴夫
チェロ:土肥敬 コンバス:樋口誠
主催:あるて室内楽協会
当日4000円(前売り3500円)
○チェロコンサート
2013年11月30日(土曜日)
賀茂川教会
・バッハ:無伴奏チェロ組曲5番ハ短調BWV.1011
・ベートーヴェン:チェロソナタ5番ハ長調作品101-2
・メンデルスゾーン:変奏曲
チェロ:土肥敬
ピアノ:深尾知子
○(公財)青山財団助成公演 土肥敬室内楽シリーズNo.62
梅沢和人氏をゲストに迎えて
2013年12月7日(土曜日) 15:00開演(14:30開場)
青山音楽記念館(バロックザール)
・ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 ハ短調作品1-3
ピアノ:村田真理
・メンデルスゾーン 協奏風変奏曲 ニ長調 作品17
ピアノ:深尾知子
・ブラームス ピアノ三重奏曲 ロ長調 作品8
ピアノ:池田純子
ヴァイオリン:梅沢和人
チェロ:土肥敬
入場料:2500円(チケット発売日:2013年3月20日)
○吉田真紀音楽教室クリスマスコンサート
2013年12月23日(月曜日・祝日)
○ミュー カウントダウンコンサート(クリスマスディナー)
2013年12月31日(火) 23:20〜2014年1月1日(水) 0:30
SCANDIA(横浜市中区海岸通り1-1、045-201-2262)
クラリネット:本間高
ヴァイオリン:栃谷若子
ヴィオラ:杉山さゆり
チェロ:土肥敬